しろつく
例の件で一番痛い目を見たと個人的に思っているケイブのアプリ。『モバゲーもGREEも好調なのでこれからも全プラットフォームで頑張ります!』って決算説明資料を出した直後に騒動が起きたからな。
モバゲーに出していたゲームの横展開ながら、コーデマニアが出るまではおみせやさんと張り合いながら1位だったんだぜ。特にリリース当日のスパートは本当に意味が分からなかった。他アプリの10倍インストールされてたんだぜ?あれは何効果だったんだ?
今はちょっと奮わず4位だ。それでも十分すごいけど。
QRコードはこちら
公式サイトはhttp://www.cave.co.jp/social/shirotsuku/だ。なんと公式サイトにはファンサイトキット(ゲーム内画像集)まで用意してあるんだぜ!
概要説明
三行でゲームの概要を紹介すると
- 爺やにログインボーナスを貰って
- GPS連動で特産品を集めて
- 城下町を育てていく箱庭ゲーム
だな。良質の位置連動箱庭ゲーだ。
上下左右にカーソルを動かせない箱庭Flashゲームが多い中ではかなり楽な部類に入るしな。
箱庭
箱庭に
といったアイテムを置いていくんだが、これがまた「レベルアップ」「合併」「特産品」という要素があるおかげで他の箱庭ゲーとは一線を画すぐらい中毒性が高い。
特に合併はぜひ他の箱庭ゲーでも入れて欲しい要素だな。隣り合った四つのオブジェクトを一つにまとめることができる。
これがあるだけで「俺の造った庭」感が一気に高まる。自分だけという特別感は継続の秘訣その1だ。
また、育てるに当たって三すくみ要素を入れているところも注目したい。上で書いた
- 食料
- 商業
- 生産
だな。
生産が高ければ建物を作るのに必要な小判が半額以下になる。商業が高ければ毎日の税金が高くなる。食料は人口に直結している。10年前だったらこれだけで十二分にスマッシュヒットとなっただろうと感じている。
今だとソーシャル要素というものを考えなければならないのでまだ足りないけどな。
位置情報
いわゆる位置ゲー要素だ。しろつくでは
- 小判回復
- 特産品取得
に位置情報を利用している。
特産品は「酒を手に入れると酒蔵屋を建てられる」というようにとても箱庭ゲームとマッチしている。タコを手に入れて「たこ焼き屋」が建てられるようになったときは思わずうなったね。
盟友(ゲーム内フレンド)が特産品を持っているだけで自分も建てられるようになるというのも特筆すべき点だな。
交易
ランダム性が素晴らしく良い方向に作用しているな。普段は30両程度なんだが、たまに800両とかが当たるんだ。このときに瓦版(あしあと帳)にコメントする文化とも相まって、毎日交易するモチベーションへと繋がっている。
また、交易されると次の日の収入が数%増加する。お互いにプラスの効果しかないので交易はとても加速しているし、交易のために毎日「交易回数増加」アイテムを使い合っているクラスタもあるだろうと思うぞ。
インタラクション枠に課金しているアプリはほとんどないので、しろつくの考えられっぷりが際立っているな!
タイアップ
この夏に行っていた花火大会とのタイアップは特に印象的だった。花火大会が開催される場所でチェックインすると花火が買えるようになる。3つ集めるとイベントクリア。
リアルとの連動にいち早く取り組んでいたとてもいいイベントだったんだが――
位置情報ケータイゲーム『しろつく』リアル連動の花火イベントが動員数15万人突破!
それでも15万人しか参加しなかったんだよな。これでもGREE1位2位を争っていたアプリだぜ?GREEプラットフォームの実力を少し疑っちまったよ。
合戦
この要素だけはまだ存在理由が分からん。山賊と武将カードは美しく展開されているんだが、合戦は本当に分からん。
コアなしろつくユーザなら理解できるのかもしれないが、俺はまだ人口3000人になってないからな。早く2つ目の城が貰えるところまで進めたいぜ!
次回予告
次はキミカレかな?女子向け恋愛シミュレーション系は苦手だけど頑張るぜ!連続ログインで待ち受け画像を開く程度には遊んでいるので期待していてくれ!